iPod 4Gを SSD化 (準備)


用意するもの:CR-1000IDE、GH-CF16GD または GH-CF32GD
               精密ドライバー、プラスチックカード2種、ピンセット。

記述に勘違い、間違いがあるかもしれません。
                    At Your Own Riskで参考にしてください。


iPod 第4世代 20GB SSD化計画   ステップ1 SSD組み立て


これ使った↓
でももう売ってない↓ 
新対応は下を見て↓↓

今はこれを使うのだ↓

これでもいい↓

CFはこれの旧品の
16GBを使った ↓


    PhotoFastのは
    64GBまで装着可
256MBから64GB 
CR-1000IDEとGH-CF16GD

iPodが最近トンデしまうことが多くなった。
特に車で使っているときは最悪だ。iPodはグローブボックスに入れるので、復旧が面倒である。この前は The ZonbiesのTime Of The Seasonの途中で飛んでしまった。

あるとき、iTunesで曲を追加をやっていたら何も受け付けなくなった。静かな場所だったので、iPodからでる「カツーン、カツーン」という連続音がわかった。 resetを何回やっても Sad iPodのアイコンがでてくるだけで音は止まらない。
音は、おなじみ(?)のハードディスクのシークアームの異常動作音だが、さすが1.8インチだけあって小さい音だ。

おなじみの対処法「軽くこずく」をやったら音が消え、動作するようになった。「軽くこずく」メソッドとは、あまり固くない物質にiPodの角を軽く「コン」とぶつけるという手法である。(よゐこは真似をしないこと)

「iPod SSD化計画」 材料選択と調達

それまでも何回かこの方法で対処していたのだが、直らなくなるのは時間の問題なので、ハードディスクを交換しなければならない。

現在流通している 1.8インチ IDEハードディスクドライブには、MK8007GAH ATA 80GB/4200rpm/D 8.0mm ¥19,980、HTC423030F9ATD0 ATA 30GB/4200rpm ¥5,980 がある。

ストレージのもう一つの選択肢に、Flash SSD (Solid State Drive or Solid State Disk)がある。
Flash SSDはシリコンでできたストレージだ。フラッシュメモリを組み合わせて大きな記憶容量を実現してきたが、最近のコンパクトフラッシュは、64GBの容量を持つものあり、1枚でも記憶媒体として充分である。ハードディスクに比べ、書き込み時間が遅い、書き込み回数に限界があるなどの弱点があるが、対衝撃性が高い、電力消費が少ないなどは、iPodにうってつけだ。

iPodのような使い方では圧倒的に読み出しのほうが多いので、書き込み回数を気にする必要はない。価格も年々下がり、16GBで4,000円ほど、32GB Read 37MB/s、Write 19MB/sで7,200円、Read 65MB/s、Write 35MB/sで11,280円、64GB Read/Write 90MB/s で 72,980円だ。1曲3分程度のファイルサイズが 4MB弱だから Read 37MB/sで十分だ。業務で使うものでないのだから、書き込み時間が長くてもコーヒ−を飲んでればよい。

1.8インチ IDE HDD 変換アダプタが必要

iPod miniは、マイクロドライブ(1inch HDD)をストレージに使っているのでコンパクトフラッシュをそのままで換装できるが、iPod 4Gのストレージは、1.8インチ IDE HDDなので、コンパクトフラッシュを IDE HDDに変換するアダプタが必要になる。

Compact Flashを1.8インチパラレルIDE-HDDに変換するアダプタには、 PhotoFastの CR-1000IDEと、日立の CFIDE-1825IAがある。
CR-1000IDEは、amazonで送料無料で買えるのがいい。(CR-1000IDE ¥1,885 amazon)
(補)でも、「CR-1000IDE」は廃番になってしまった。
2013.3月時点では、「世田谷電器CFx1変換基盤 TOSHIBA1.8インチHDD互換50ピンIDE形状 上野毛 AR-IDE1CF500」か「CF-IDE変換アダプタ CFIDE-18IB」を使うことになる。このページは、CR-1000IDEでの記事と写真なので他の基板を使う時は気をつけて欲しい。例えば、 AR-IDE1CF500を使う時は、CFを差し込むピンの位置を間違えないように注意が必要だ。

CR-1000IDEは64GBまで装着できるが、現時点では64GBは高価だ。SSD化すると使用電力も減少するので、バッテリがへたる頃には64GBの値段が下がると想定。そのときに64GB化すればよいだろう。12GB程度しか音楽をいれていないこともあり、とりあえず 16GBのCompact Flash グリーンハウスの 16GB GH-CF16GD 3,980円を、ほかの買い物のついでに秋葉館から購入した。

SSD組み立て ... MK2006GAL交換作業準備

換装の前段取りで先にSSDを組み上げておく。
購入した CR-1000IDEに Compact Flashを組込む作業だ。
時計ドライバで外す コネクタ部 GH-CF16GD取り付け
ねじが固い                      CR-1000IDEのコネクタ部。     
左上にMaster/Slaveの切り替えスイッチがある。

CR-1000IDEの裏側4隅の +ネジを外す。
プラスチックにねじ込んでいるので固い。
先のしっかりした精密ドライバーを垂直にあて押しながら回す。
甘いドライバを使うとネジ頭をなめてダメにしそうだ。

Compact Flash/GH-CF16GDは、ガイドに合わせればピン位置とボスで位置が決まる。無茶をしない限り逆側には入らない。
これもamazonにあったが

コネクタにCompact Flashを差し込んで4本のネジで裏ブタを取り付ければ、SSDのできあがりだ。裏蓋を押してねじが浮いていないことを確認する。
仮止め 確認
ねじを仮止めしたあと、ねじを締め込む。

これで SSDの組み立ては終わり。

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あとで調べたら、CF-日立1.8inch型 IDE変換アダプタ CFIDE-1825IAも amazonにあった。業者がamazonに出品しているようだ。¥1,280。

03 Nov, 2009 | mokimoc
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