プリンタ内部の部品調整時期が近づいています CC-600PX /リセットできた


プリンタ内部の部品調整時期が近づいています」という警告がEpson CC-600PXの印刷窓に現れるようになった。

さっそく情報をさがすと[001859]「プリンタ内部の部品調整が必要」のエラーが表示された場合のページが見つかった。「『廃インク吸収パッド』の吸収量が限界に近づくと表示される」メッセージだと書いてある。さらに進むと使用停止になるらしい。

弱った!
CC-600PXは、ここまで一度も故障もせず、MySQL referanceやphp_manual_ja、Apache、sendmail、Postfix、そのほか沢山の文書をバリバリ印刷してもびくともしない丈夫なプリンタだったのだ。このプリンタはインクの持ちがいい。A4を1000枚印刷しても平気なカートリッジである。最近のプリンタの3倍は打てるのだ。(ドットインパクトではないが)

インクジェット複合機 お問い合わせ|サポート|エプソンに書いてある電話番号に連絡し、「廃インク吸収パッド」を交換して欲しいというと、機種名を聞かれる。
「CC-600PX」と答えると、「その機種はすでに修理対象期間が終わっています」といわれた。
「CC-600PXは複合機で、プリンタとスキャナが使える機種。プリンタが使えなくなってもスキャナだけでも使いたい」と伝えると、別の部署エプソンインフォメーションセンターを教えられた。電話番号は同じで、音声案内の番号の「*5」を押してくれといわれる。(*5が技術対応窓口)

教えられた番号にかけて、内容を伝えると。「スキャナだけ使える機種と使えない機種がある」とのこと、即答できないので調べてかけ直すといわれた。

...その間に、電源+STOP+COLORを押しながら起動してみると、エラーが点滅し、ボタンから手を離すと「Init EEPROM」の表示がでたが、状況は変わらず。

かかってきた電話は、「CC-600PXは、『プリンタ内部の部品調整が必要です』のメッセージがでるとプリンタ、スキャナのすべてが使えなくなる」というものだった。
「廃インク吸収パッドは交換しないでいいからスキャナが使えるようにメッセージをリセットして欲しい」「そちらで修理できないのなら、やりかたを教えて欲しい」などと伝えるが、「申し上げられません」の繰り返しで先に進まず。

メーカーがだめならネットがある

CC-600PXの世界市場での機種名は、「CX5200」である。
英語のエラーは 「"Ink Pad Full" warning.」「Waste ink pad in the printer is saturated.」のようなものらしい。

Resetting Epson printers using the SSC Service Utilityにプログラムの紹介があった。
SSC Service Utility for Epson Stylus Printers.にプログラムと使い方がある。元はhttp://ssclg.com/epsone.shtmlらしい。出自がロシアというところが気になる。ウイルスが心配だが対策してトライしてみる。
ページは「Last-Modified : Thu, 01 Oct 2009 16:08:02 GMT」で怪しいコードもないのでまあ良いかと判断。もっとも sscserve.exe に仕込まれていればアウトである。

念のためSSC SERVICE UTILITYで検索してみると、日本でも2008年5月に使っている人がいた。2006年もある。

エプソン プリンタ国内/国外の機種名相関リスト

詳しくは続く

SSC Service Utility」を試したら、CC-600PXの警告は消えてなくなった。印刷に不具合は生じていない。
リセットする過程の画面のスクリーンショットも撮った。使ったWindows機も大丈夫らしい。

SSC Service Utilityの画面はこちら

Epson waste ink pads, reset utlity, useful life


20 Jun, 2011 | mokimoc
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